会員発表(ISO概要と診断業務への活用)及び2021年度の活動計画検討を行いました。
実施概要
前半は、渡辺会員より、「ISOの概要と診断業務への活用」の発表がありました。後半は、情報発信/売上拡大/営業力強化/販路拡大の各チームに分かれて、2021年度の活動計画をブレークアウトセッションで検討したうえで、最後に各チームから検討結果を発表頂きました。
開催日時
2021年3月27日 (土)14:00-17:00
実施方法
オンライン会議(Zoom)
実施内容
- 会員発表「ISOの概要と診断業務への活用
- 2021年度の活動計画検討
ISOの概要と診断業務への活用
渡辺会員は、兼業としてISO認証機関において審査員業務に従事されており、その経験をもとに、企業支援の側面でのISO活用を発表いただきました。
診断士による支援の狙いどころとして、下記の3点を説明いただきました。
- ISOの言葉をわかりやすい言葉に翻訳し、実践方法を考えて、中小事業者に提案する。
- 中小事業者に代わって、認証の取得を取引条件として提示する取引先との交渉を行う。
- ISOの原則に立ち返って、業務プロセスの問題箇所を見つけ出す支援を行う。
また、サービスマネジメントの規格であるISO20000が、小売・飲食・サービス業の業務プロセスとの親和性が極めた高く、企業支援の場で、業務プロセスの初期診断に大いに活用できることを紹介いただきました。
各チームの2021年度の活動計画
情報発信、売上拡大、営業力強化、販路開拓の各チーム内で2021年度の活動計画を検討したうえで、発表いたしました。
小川直樹
神奈川県中小企業診断協会/マーケティング実践研究会