2021-04-24 定例会報告 <2021年度の活動方針>

2021年度研究会活動の全体方針と各チームの活動予定の紹介を行いました。

実施概要

4月例会には、この春、めでたく診断士資格を取得された/取得される予定の方々13名が見学をされました。

冒頭、新年度の開始にあたって、小泉代表より、2021年度の研究会活動の全体戦略を語っていただいたうえで、見学者向けのガイダンスとして、情報発信、売上拡大、営業力強化、販路開拓の各チームから、昨年度の活動実績と今後の活動予定を発表いただきました。

開催日時

2021年4月24日 14:00-17:00

実施方法

オンライン会議(Zoom)

実施内容

  1. 2021年度の研究会活動の全体戦略(小泉代表)
  2. 2021年度の活動計画検討

2021年度の研究会活動の全体戦略(小泉代表)

コロナ禍で中小企業の事業環境も大きく変化している今、2021年度の研究会活動の全体戦略として、「事業再構築支援」「Marketing5.0」「開かれた研究会」の3点を挙げられました。 これらの目標にめがけて、売上拡大、営業力強化、販路開拓、情報発信チームが相互に連携しながら、活動を進めていきます。

各チームの昨年度の活動実績と今後の活動予定

1.売上拡大チーム

売上拡大チームでは、2020年度前半は、「営業の見える化」、「強みの見える化」、「顧客の見える化」のフレームワーク作りに取り組んできました。さらに、2020年度後半は、成功する業態転換(事業再構築)に着手しました。

2021年度は、その取り組みを一歩進めて、事業再構築後の基盤整備のフレームワーク作りに着手します。

2.営業力強化チーム

営業力強化チームでは、2020年度は、既にある営業力強化の研修メニューのエッセンスをコラム記事として、当研究会のホームページに掲載してきました。

コラム記事の中では、今般のコロナ禍の影響で、訪問営業ができない、リアルの展示会に参加できない、などの営業活動に制約が出ていることを前提として、非対面、オンラインを使った営業活動の手法を取り入れてきました。

3.情報発信チーム

情報発信チームでは、2020年度は、研究会のホームページのサイト立ち上げ、コラム記事を中心としたコンテンツの充実、Google Analyticsによるアクセス分析の3点を進めてきました。

2021年度は、コロナ禍の影響で、「足で稼ぐ従来型営業が困難」「展示会、セミナー、飛び込み営業等従来型の新規開拓手法が困難」になっている中小企業に対して、既存のホームページを「売れるホームページ」に改善し、「多様な情報発信方法」を駆使し、さらに「インターネット広告の活用」によって見込み客を増やしていく取り組みためのコンサルメニューを提供していきます。

この活動を進めるにあたっては、コンサルメニュー作りに留まることがないように、メニューを作りながら、並行して研究会会員の支援先企業にあてはめて、改善提案を実施し、メニューのレベルアップを図っていきます。

4.販路開拓チーム

販路開拓チームでは、2020年度は、9月の公開セミナーでの講演、販路開拓戦略の策定、制度活用支援(補助金・公的支援)の情報収集を進めてきました。

2021年度は、「顧客接点手法の開発」「制度活用支援」「ワークショップでの支援」をテーマに、具体的な活動に展開していく予定です。

小川直樹
神奈川県中小企業診断協会/マーケティング実践研究会