2023-04-22 定例会報告

4月22日の定例会では、この春、めでたく診断士資格を取得された/取得される予定の方々を中心に9名の見学者を招き、2023年度研究会活動の全体方針と各チームの活動予定の紹介を行いました。

1.実施概要

開催日時

2023年 4月22日(土) 14:00-17:00

実施方法

オンライン会議(Zoom)形式 + 会場(Lプラザ)

2. 実施内容

体験参加者の自己紹介

体験参加者は9名です。Zoomということもあり、神奈川県だけでなく、東京都、愛知県などの多様な地域から参加頂きました。お勤めの企業も、製造業、サービス業と多様な業種ですが、マーケティングに課題を感じているのは共通で、研究会への抱負を共有頂きました。最強のメンバーで、研究会の活動もますますパワーアップしてゆけそうです。

2023年度の研究会活動の全体戦略(小泉代表)

冒頭、小泉代表より、当研究会のミッション、ビジョン、バリューの紹介と、2023年度の研究活動の全体戦略の説明をいただきました。

新設 新事業開発チーム

新設の新事業開発チームから、チーム結成の趣旨と、2023年度の活動計画を発表しました。

このチームは、今年度新たに発足したチームで、リーダーは小泉代表が務めます。
目指す姿は、市場環境対応に迫られている中小企業に対し、新たなビジネスモデル構築と新分野展開の支援です。

支援内容は大きく分けて三つで、「市場調査」「販路開拓」「補助金支援」です。
「市場調査」は、近未来調査/競合分析/定量・定性調査、「販路開拓」はエリアマーケティング/販促ツール作成/同行支援、「補助金支援」はEV補助金/省エネ補助金/成長型中小企業等研究開発支援事業などのサービス提供を計画しています。

このチームのミッションは、「共に未来のビジネスを創造し、中小企業の可能性を最大限に引き出すパートナー」と定めました。

具体的な案件として、EV関連事業に参入しようとする電気工事業のA社に対し、EV充電インフラを提供するビジネスを支援する予定です。このビジネスは、EV補助金(経産省)が追い風になることが期待できます。

本チームは、A社の新事業への取り組みに対して市場調査、販路開拓、補助金支援などを支援し、成功に向けたサポートを行います。

次回の定例会から具体的な検討を進める予定です。

情報発信チーム

情報発信チームから、昨年度の振り返りと2023年度の活動計画を発表しました。

昨年度は、メンバーの支援先企業2社のホームページ診断と改善提案を中心に活動しました。カーコーティングのサービスを行うCP社に対しては、1) カーコーティングを望む人のペルソナ設計、2) 地域のカーコーティング店の競合分析、3) ホームページ診断&改善提案を行い、食品製造販売を行うM社には、1) ホームページ&ECサイト診断&改善提案、2) SNS(Instagram)診断&改善提案、3) サイト分析ツール(GA)による改善のPDCAを行いました。

昨年度の振り返りとして、メンバーからは、月1回の分科会だけでは、メンバーが積極的に案件に参画するのは難しかった、実務支援を活動だけだと、これまでの経験、知識に基づく活動になりがちで、デジタルマーケティングに関する新たな知識、スキルを身に着ける機会が不足した、などの意見・要望がありました。

そこで、2023年度は、デジタルマーケティングに関する新たな知識、スキルを身に着けるための輪講・勉強会などの機会と、それを実践する実務支援のバランスをとりたいと思います。具体的には、Wordpressによるホームページ作成勉強会(5月)、Google Analytics(GA4)によるアナリティクス勉強会(6月)、Webマーケティングによる売上アップ-BtoBの事例研究(7月)を行うと共に、毎月の分科会では、下記本をベースにカスタマージャーニーマップ作成のワークショップを行います。

「はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ」

ブランドチーム

売上拡大チーム

志水から売上拡大チームがこれまで活動内容と作成したコンテンツ概略の説明をしました。チームリーダーを室とすることになりました。

チーム打合せでは2023年度の活動について下記の点を話し合いました。(松村さん、与那覇さん、室、オブザーバー2名の計5名) 

目標: テクヨコなどで、中小企業とコンタクトしやすくなるようにコンテンツ活用を進めていくこと。

1.  新商品の立上げ方法に関するコンテンツまとめ(前年度から継続)及び 関係するテキスト(与那覇さんご推薦)をベースとした勉強

2.経営クイック診断やこれまでチームで作成したコンテンツの中小企業への展開

3.最後に

当研究会では、新入会員に対して積極的に発表や活動の機会を得てもらおうというスタンスで運営されています。また、研究会内各チームの活動についてもそれぞれのテーマに真剣に取り組んでおり、中小企業にとって必要な支援策を生み出そうという気概に溢れた仲間が集まっています。ご興味を持たれた方は、ぜひ一度体験見学会にご参加ください。

(以上)