2023-05-27 定例会報告

5月27日の定例会のオープニングは、ブランドセッションとして、メンバーより「私の好きなブランド」の発表を行いました。ブランドの好みから、メンバー一人ひとりの人となりを理解するのにも役立ちました。その後、各チームに分かれて、分科会活動を行いました。

1.実施概要

開催日時

2023年 5月27日(土) 14:00-17:00

実施方法

オンライン会議(Zoom)形式 + 会場(Lプラザ)

2. 実施内容

新設 新事業開発チーム

新事業開発チームは、EV補助金をトリガにした具体的な取り組みを支援先1社の社長様と議論を重ねながら開始しており、今回は体験参加のメンバーもいることから、支援先企業の概要とご要望、今後の支援の進め方についてチーム内で議論しました。

支援先企業はEV補助金を使った新たなビジネスモデルの構築を望まれており、当チームは営業拡大に関する具体的な支援を進める予定です。
販促ツールの作成支援、販路拡大の方策など、支援先企業の新事業開発に直接お役立ちできる支援内容を検討中です。

例会でのチーム議論以外でも、自主的にメンバー間でzoomを活用による検討を重ねており、支援先企業のご要望にマッチする内容の検討を進めてまいります。

ブランドチーム

FY23の活動に関してメンバーで議論し、活動タイムラインを決定いたしました。

昨年度はブランドマネジメント入門を中心に座学の色が濃かったですが、本年は前半期間(6月~8月)にブランドマネージャー協会の優秀事例の研究、発表を各自持ち回りで実施し、ブランドマネジメントの理解を深めるとともに、後半期に向けた中小企業へのブランド向上に向けた施策の立案、実践提案を実施する形で実践を行う方向性で議論しました。

ChatGPTの活用に向け、どういったブランド向上に向けたペインポイントへ適用できるかといったアイデア出し、及び実際に利用しやすい簡易ツールの作成まで視野に入れ、実際の中小企業様へ提案、テスト、効果検証を目標に進めます。

●FY23活動:中小企業のブランディング成功事例の研究および実践

   前半:ブランドマネージャー協会優秀事例を調査

   後半:実際に中小企業向けのブランド向上施策を提案、実践

  例:ChatGPTを活用するブランドマーケティングツール等を策定・提案  

●スケジュール:前半の月一回定例で事例調査と課題、気づきを報告 後半実践活動

・前半(6月~8月):ブランディング成功事例の調査、発表

  (20分程度・定例内で2名発表)
    成功事例の解釈でどういう戦略、課題、中小企業向け提案の可能性を説明

  ブランドマネジメント入門の要素と紐づけて理解し説明 

・9月:定例会内でのブランドチーム全体発表(内容別途検討)

・後半(10月~3月):ペインポイントに向けた気軽に使える入門用ツールの作成

      および サービス検討し、ブランド向上に向けた活用策の立案

 実際の提案先を探し、中小企業の困りごとに向けた実践提案を実施

情報発信チーム

情報発信チームから、2023年度9月末までの活動計画をディスカッションしました。Google Analytics(GA4)によるアナリティクス勉強会(6月)、Webマーケティングによる売上アップ-BtoBの事例研究(7月)を行うと共に、毎月の分科会では、下記本をベースにカスタマージャーニーマップ作成の実践を行うことにしました。

「はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ」

テキスト 例会/分科会       実施内容
第1章 カスタマージャーニーマップとは 6月の例会までの宿題 ・メンバーが身近な例で、ペルソナと簡単なカスタマージャーニーを作成してみる
6月の例会 ・それぞれが作成したカスタマージャーニーと、作成した際の気づきを発表・各自の得意なツールがあれば、それを用いたワークショップ運営を試す。・ワークショップ運営のためのツールの候補を挙げる・7月に題材とする1社を決める。
第2章 ワークショップを成功に導くために 7月の例会までの宿題 ・Miroを活用してみる・6月の発表の事例企業から1社選んで、Miroでカスタマージャーニーを作成してみる。
7月の例会 各自の検討結果を発表、実際にツールを使ってみて使用感を評価
第3章 マップを作ってみよう(B2C編) 8月分科会 分科会活動として、3時間程度かけて、メンバーの支援先企業のカスタマージャーニーマップの作成を実践する。
8月の例会 カスタマージャーニーマップの完成
9月の例会 8月のワークショップの振り返り

売上拡大チーム

売上拡大チームでは、売上の拡大、営業力の強化、売れるための仕組みづくりに関する様々なコンテンツの作成を昨年度まで行ってきました。今年度は、①これらのコンテンツを様々な機会で活用し実践してゆくこと、②昨年度からの継続として新商品開発方法に関するコンテンツを作成することを目標に活動いたします。

 コンテンツの活用機会としては、①渡辺委員、松村委員が昨年度までに診断先に活用した実例などを参考とし、各委員が診断先に個別対応できるようブラッシュアップし水平展開してゆく、②2024年2月7日~9日にパシフィコ横浜で開催される「テクニカルショウヨコハマ2024」の出展ブースにて、ご来場者の中小企業の経営者や各企業の営業担当者、マーケティング担当者等へ各コンテンツを活用した提案を行う、③電子書籍化することを検討してゆくこと等を話し合いました。

 新メンバーの加入もあったことから次回より当面3か月間のスケジュールとしては、①1か月に2コンテンツづつ棚卸を行い、内容の共有理解を深め、提案先を想定した実践に役立つ協議を行うこと、②実践で活用した実例の発表③新商品開発方法に関するコンテンツ作成のための協議を行うことといたしました。

3.最後に

当研究会では、新入会員に対して積極的に発表や活動の機会を得てもらおうというスタンスで運営されています。また、研究会内各チームの活動についてもそれぞれのテーマに真剣に取り組んでおり、中小企業にとって必要な支援策を生み出そうという気概に溢れた仲間が集まっています。ご興味を持たれた方は、ぜひ一度体験見学会にご参加ください。

(以上)